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JPY
Abstract
DDS は,薬物治療の最適化を目的として,物質動態の視点より生体をシステムととらえ,その特性解析を通じて薬物体内動態の精密制御を図る薬物投与技術と定義され,ゲノム創薬に代表される新しい創薬手法,あるいは遺伝子治療,再生医療など将来の医療技術を支える基盤技術と位置づけられる.とりわけ,本来細胞毒作用を有する物質を治療薬として用いるがん化学療法においては,抗がん剤をがん病巣に集中させることのできるDDS 技術の開発に対する期待は極めて大きい.また,がん治療の将来を担うとされる遺伝子治療においても,遺伝子やアンチセンスDNA,siRNA を目的の細胞に選択的に送り込む送達技術の開発が,治療実現の決め手になると考えられている.
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/content/article/0370-8241/61060/1117