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JPY
Abstract
市中肺炎を取り巻く環境は素早く変化している.耐性菌の問題や,人口の高齢化など宿主側の変化,さらには医療経済性の変化も大きく肺炎診療に影響を与える.しかし,治療薬としての抗菌薬の進歩は停滞気味で,我々は手持ちの抗菌薬を適正に使用することで耐性菌と戦い,耐性化を防ぐことも考えなければならない.医学教育や社会的啓蒙などもそのためには必要であり,その過程は決して容易なものではない.ガイドラインはその適正使用実施の一助として存在するべきであるが,我が国のガイドラインはEBM の観点からはまだまだ未熟である.これを成熟させるためには,今後の精力的な検証試験の実施や,それを使用する臨床医の支援や協力が不可欠であろう.
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/content/article/0370-8241/63030/367