No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
メトホルミン,α-グルコシダーゼ阻害薬とインクレチン
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
肝臓からの糖放出抑制作用を有するビグアナイド薬と,消化管よりのブドウ糖吸収を遅延させるα-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)は,ともに膵β細胞におけるインスリン分泌機構へは直接影響せず,抗糖尿病効果を発揮する.また,両薬剤は共通して内因性インクレチンホルモンの血中動態に影響を及ぼすことが示されており,メトホルミンはGLP-1 の分解を抑制し,一方でα-GI にはGIP 分泌抑制とGLP-1 分泌促進の2つの作用の存在が示唆されている.これらの薬剤の効果は,インクレチンホルモンのエンハンサーあるいはサプレッサーとして末梢ならびに中枢にて機能的に発揮されることから,インクレチン関連薬との併用療法により,糖尿病治療の効率を引き上げる可能性が期待されている.
Full text loading...
/content/article/0370-8241/66010/103