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JPY
Abstract
人口の高齢化に伴い,65 歳以上の高齢者喘息患者の増加が想定されている.喘息死の顕著な減少の一方で高齢者喘息死の減少度は鈍く,喘息死全体の87% を高齢者が占めている.病態生理学的には,気道リモデリングによる不可逆的気流閉塞,非アトピー例が多いことなどが特徴である.典型的な症状を呈しにくく,慢性閉塞性肺疾患などとの鑑別や合併がしばしば問題となり,病歴聴取や検査もときに困難なため,診断が難しい場合が少なくない.治療に関しては,合併症や併用薬が多いこと,吸気フローの低下や吸入手技の拙劣さ,アドヒアランスの低下,薬剤クリアランスの低下に伴う副作用の増強などが問題となる.
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