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グローバル感染症 3.多価生ワクチン ―現行の水痘生ワクチンをベースとして―
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JPY
Abstract
弱毒生ワクチンは,生きた病原体を弱毒化して作製された生ワクチンである.近年,組み換えシステムの発展により,オリジナルのワクチンゲノムに外来遺伝子を挿入した組み換え多価生ワクチン候補が作製されるようになった.外来遺伝子を搭載した組換え生ワクチンは,一度の接種で混合生ワクチンと同じ効果が期待され,さらに1種類のワクチンの製造で済むことから製造コストの軽減が期待される.最近我々は,現行の水痘ワクチンゲノムに外来遺伝子を組み込んだ組み換え水痘多価生ワクチン作製系を開発した.本ワクチンが実用化されれば,被接種者および接種者の負担軽減に加えて低コスト製造も期待でき,医療費節減に大きく貢献できると考えられる.
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