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JPY
Abstract
2012年のパテンシーカプセルの保険認可に伴い,本邦クローン病(CD)診療における小腸カプセル内視鏡(SBCE)の使用機会が増加している.SBCE の適用は腸管開通性が確認された場合に限定されるものの,CD 確診例では病変範囲や重症度の判定,内科治療の効果判定,あるいは術後再発評価における有用性が示唆されている.一方,CD 疑診例におけるSBCE の有用性も示唆されているが,有用性に関する判定基準はまちまちである.SBCE の有用性を明確にするためにも,CD 診断に結びつくSBCE 所見の抽出が望まれる.2014 年には大腸カプセル内視鏡(CCE)も臨床応用が可能となった.炎症性腸疾患診療におけるカプセル内視鏡の役割はさらに増すものと推測されるが,適正な臨床応用が望まれる.
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/content/article/0370-8241/70020/244