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JPY
Abstract
高齢者におけるインクレチン関連薬は,重症低血糖を起こしにくいことが大きな利点である.GLP–1 受容体作動薬やDPP–4 阻害薬は認知症のモデル動物の認知機能低下を抑制するが,ヒトでのデータは乏しい.インクレチン関連薬は骨質に好影響を与える可能性があるが,臨床的には転倒・骨折に影響を及ぼさないという報告が多い.GLP–1 受容体作動薬やDPP–4 阻害薬は,SU 薬やインスリンの量を減らすことで将来の重症低血糖を減らすことができる可能性がある.また,高齢2型糖尿病患者におけるインクレチン関連薬は,認知症などを合併し社会サポートが乏しい患者に対するインスリンの離脱や回数を減らすことにより,在宅医療にも貢献することが期待される.
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/content/article/0370-8241/71010/97