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JPY
Abstract
左室駆出率が保たれた心不全(HFpEF)を呈する患者数が増加の一途をたどる一方で,HFpEF に対する従来の抗心不全療法の効果を検証した大規模臨床試験では,明らかな有効性を示すデータは得られていない.このような中,NO‒sGC‒cGMP 系を標的とした心不全治療が注目されている.sGC を活性化させるsGC 刺激薬は,左室収縮不全(HFrEF)患者やHFpEF 患者への投与で血行動態や症状改善を示すデータが得られており,今後の大規模臨床試験の結果に期待されている治療薬である.本稿では,生体内におけるNO‒sGC‒cGMP 系の役割と心不全症例における病態意義,治療効果を検証した最新のデータを踏まえて今後の展望を論じてみたい.
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/content/article/0370-8241/73080/1024