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アンケート調査によるWeekly TP(Weekly Paclitaxel+Consecutive Low-Dose CDDP)療法における神経毒性の検討
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JPY
Abstract
【目的】神経毒性軽減を目的としてpaclitaxel (TXL)の分割投与が行われている。consecutive low-dose CDDP(CLDCDDP)とweekly TXL の併用療法(weekly TP と略す)における神経毒性をTJ 療法と比較検討した。神経毒性の評価は従来の方式では困難であるので患者自身の記載に基づくアンケート方式により客観的に評価した。【対象と方法】weekly TP 療法(投与法はCDDP:10mg/m2 days1〜7 TXL:60〜80mg/m2 days1 8 15)24症例57コースを対象とした。われわれが以前報告したTJ 療法(TXL:170〜180mg/m?? 3時間投与carboplatin AUC 4〜5)19症例30コースと比較検討した。神経毒性の評価はアンケート調査票にて行い累積スコアを検討した。【結果】㈰ 痛みの累積スコアはTJ 療法0.19 weekly TP 療法0.29で有意差は認められなかった(p=0.926)。しびれの累積スコアはTJ 療法1.50 weekly TP 療法0.50と後者で有意に頻度が低下した(p=0.011)。㈪ TJ 療法で認められたTXL 投与後3〜4日目の痛みのピークはweekly TP 療法では消失していた。weekly TP 療法とTJ 療法ではともにしびれの持続性が認められるが前者のほうが後者と比べて軽度であった。㈫ weekly TP 療法においてはしびれの蓄積性は認められる症例と認められない症例が存在することが明らかとなった。【結論】本アンケート調査票により患者の自覚症状を客観的に評価可能となった。TXL 投与はCDDP 併用の際神経毒性の増強が懸念されるがTXL の分割投与により神経毒性は軽減されることが明らかとなった。
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