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JPY
Abstract
1990年代多くの無作為化比較試験(randomized controlled trial:RCT)の結果から乳癌検診には死亡率減少効果が認められるとして欧米諸国では乳癌検診受診率の飛躍的な上昇をみた。ところが2000年デンマークコクラングループの研究者Go/tzscheとOlsenは乳癌検診の有効性に疑問を投げ掛ける論文を発表した。これに対し多くの批判がなされたが彼らは2001年再び論文を発表し過去に行われたRCT の方法論を検討した結果「乳癌検診は有効」とする従来の見解は不適切に行われた研究を反映しているものでありある程度適切に行われた研究からは乳癌検診に効果がないとの結論になると主張した。一部の国では2002年に乳癌検診ガイドラインが改訂されこうしたガイドライン改訂に際しGo/tzscheとOlsenの主張が一部考慮されたと考えられているが多くの国では乳癌検診導入後乳癌死亡率が低下しており乳癌検診ガイドラインの変更などもみられなかった。
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