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TS-1/CDDP療法によって奏効・延命効果が得られた高度進行・再発胃癌の2症例
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JPY
Abstract
症例1は77歳の女性。胃癌の診断で手術を行ったが腹膜播種のため試験開腹術に終わった。化学療法としてTS-1100mg/dayを21日間連日経口投与とし第8日目にCDDP 70mg/bodyを点滴投与した。2コース終了後に原発巣は縮小しPR と判断された。奏効期間生存期間ともに治療開始後1年6か月以上である。症例2は77歳の女性。胃癌にて幽門側胃切除術を施行し約1年後に腹壁および肝転移を認めた。TS-1 100mg/dayを21日間連日経口投与とし第8日目にCDDP 80mg/bodyを点滴投与した。肝転移はCR 腹壁腫瘍はPR と判断された(総合判定はPR)。奏効期間生存期間ともに1年5か月以上である。TS-1/CDDP 療法は高度進行再発胃癌に対する有効な治療法であると考えられた。
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