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抗癌剤感受性試験の成績に基づいたCPT-11+5-FU/l -LV療法が奏効した転移性大腸癌の1例
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JPY
Abstract
症例は58歳男性。回盲部癌および多発性肺転移肝転移と診断され2002年5月10日回盲部切除術を施行した。切除癌腫を用いた抗癌剤感受性試験(MTT assay)を施行した結果5-FU とCPT-11に対し感受性を示し術後第26病日より外来にてCPT-11+5-FU/l-LV 療法を施行した。その結果肺転移巣の一つは不変であったがその他の肺転移巣は消失または縮小した。さらに肝転移巣も消失した。また化学療法前に高値だったCEA CA19-9も正常値に復した。本症例は重篤な副作用もなく良好なQOL が得られておりCPT-11+5-FU/l-LV 療法が有効であった。今後患者の副作用医療費などを考慮し画一的なレジメンではなくorder made療法が必要であり抗癌剤感受性試験は一つの指標に有効な方法と考える。
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/content/article/0385-0684/31030/427