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センチネルリンパ節研究の展望—臨床的意義を中心に—
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JPY
Abstract
センチネルリンパ節生検の対象となる主要な三つの臓器癌についてその臨床的意義について述べた。胃癌においてはリンパ節郭清や胃切除範囲の縮小によるQOL の改善は明らかであることからSLN 概念が成立し適切なリンパ節郭清の選択が可能となれば臨床的意義は大きい。大腸癌では直腸癌における側方向郭清の指標となることに期待がかかっている。またリンパ節の微小転移診断の効率化にも役立つものと考えられる。実際にセンチネルリンパ節生検を指標として腋窩郭清の省略が行われつつある乳癌ではさらに正確な病期分類による集学的治療の適応決定にも応用されている。以上臓器により意義が多少異なるものの癌治療の合理化を進める上でセンチネルリンパ節の研究は重要な課題の一つと考えられる。
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