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非小細胞肺癌患者に対するGefitinib IDEAL1試験の日本人サブセット解析
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JPY
Abstract
プラチナ製剤を含む1レジメン以上の化学療法の治療歴を有する非小細胞肺癌患者(日本人および日本人以外)を対象としたgefitinib単独療法の国際共同臨床第Ⅱ相試験(IDEAL 1)に組み入れられた日本人患者102例(250mg/日群:51例500mg/日群:51例)について生存期間の解析を行い対象患者の性別組織型と生存期間との関連性について検討した。102例における生存期間の中央値は12.0か月であり1年生存率は50%であった。250 500mg/日群の生存期間の中央値はそれぞれ13.8 11.2か月であり1年生存率は57 45%であった。腺癌の患者が腺癌以外の患者に比べてまた症状改善がみられた患者で生存期間が長くなる傾向がみられた。性別では女性の生存期間の中央値は男性に比べ大きかった。gefitinibは化学療法の治療歴を有する非小細胞肺癌患者の治療において奏効率と同様に生存期間の延長に関しても従来の抗癌剤を上回る効果が期待できると考えられた。特に腺癌患者に高い有用性が期待された。今後生存期間に及ぼす因子については延命効果を主目的とした臨床試験によって検討される必要があると考えられる。
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/content/article/0385-0684/31040/567