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TS-1/CDDP併用療法にて原発巣CRが得られた肝転移を伴う胃小細胞癌の1例
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JPY
Abstract
症例:75歳男性。上腹部不快感を主訴に近医受診し肝転移を伴う胃癌と診断され当院へ紹介入院となった。上部消化管造影検査および内視鏡検査で胃体中下部大弯に2型進行胃癌を認めた。生検により胃小細胞癌と診断された。CT で肝両葉に転移巣を認めた。根治的外科的切除は困難と判断しTS-1とCDDP との併用化学療法を施行した。1コースを28日としてTS-1は1日120mg を14日間連日投与14日間休薬としCDDP は8日目に108mg を24時間で点滴静注した。3コース終了後胃病変は瘢痕化し生検では癌細胞は得られなかった。CT 上肝左葉の転移巣は消失し肝右葉の転移巣も75%縮小した。原発巣CR 転移巣PR 総合PR と評価した。治療経過中grade 3以上の重篤な有害事象はみられなかった。TS-1/CDDP 併用療法は予後不良とされている胃小細胞癌に対しても有効な治療法になると考えられた。
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/content/article/0385-0684/31040/593