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進行・再発乳癌患者におけるPaclitaxelを軸とした治療法の効果および有害反応の検討
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JPY
Abstract
2000年11月〜2002年9月の間に当科でpaclitaxel(TXL)を投与した進行再発乳癌41症例中追跡不能の1例を除く40症例について治療効果および有害反応を検討した。患者年齢は36〜81歳(中央値56) 32例(80%)が再発例8例がstage㈿であった。主要な治療対象部位は肝が最も多く22例(55%) 前化学療法のレジメ数は0〜5回(中央値2)21例(53%)がanthracycline系薬剤抵抗性15例(38%)がdocetaxel抵抗性であった。29例(73%)はweekly投与11例はweekly投与導入後bi-weekly投与に移行した。weekly投与例のTXL 1回投与量は30〜140mg/body(中央値100) 全症例の総投与量は600〜6,480mg/body(中央値1,820)であった。奏効率は35%であり24週間以上の不変18例を加えたclinical benefit は80%に達した。奏効期間は8〜79週+(中央値27+) 無進行生存期間は8〜83週+(中央値33+) 全生存期間は10〜99週+(中央値41.5)であった。有害反応として末梢神経障害(45%) 悪心嘔吐(38%)などがみられたがいずれもgrade 1〜2がほとんどであった。26症例(65%)でホルモン療法剤やtrastuzumabが併用されていた。しかし併用療法剤別の検討では効果や有害反応に有意の差を認めなかった。TXL を軸とした治療は高いclinicalbenefit が得られ重篤な有害反応も少なく進行再発乳癌患者の治療として有用であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/31050/723