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l -Leucovorin,5-FU併用療法の進行結腸・直腸癌に対する投与方法別の有用性に関する検討
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JPY
Abstract
l-leucovorin(l-LV)/5-FU 併用療法は進行結腸直腸癌に対して30〜40%と高い奏効率を示し標準治療となっている。現在本邦における承認用法用量は5-FU 600mg/m?? l-LV 250mg/m??の週1回6週投与2週休薬となっているが副作用のため外来での投与が困難となるケースも少なくない。今回われわれは治療効果の維持と副作用の軽減を期待して3週投与1週休薬というレジメンを従来の6週投与2週休薬と比較しその臨床効果と副作用について検討した。対象は2000年7月より2002年3月までに登録された54例で3週連続投与群33例と6週連続投与群21例。5-FU 投与量は体表面積1.50m??未満の症例には500mg/body 体表面積1.50m??以上の症例には750mg/bodyと二通りに設定したため平均投与量は3週連続投与群で431.6mg/m26週連続投与群で434.6mg/m??であった。臨床効果は奏効率で3週連続投与群0.0% 6週連続投与群23.5%であり有意差を認めた。副作用は3週連続投与群が消化器症状12.9%(下痢6.5%)骨髄抑制9.7% 一方6週連続投与群が消化器症状50.0%(下痢33.3%) 骨髄抑制11.1%であり下痢の出現頻度において6週連続投与群のほうが有意に高かった。grade3以上の副作用は両群に下痢を1例ずつ認めたのみであった。今回の検討では副作用特に下痢の出現は3週連続投与のほうが軽度であると考えられたが治療効果については今後さらに検討する必要があると考えられた。
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