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JPY
Abstract
「地域がん登録」研究班が推計した全国がん罹患数率の推計値に基づきわが国のがん罹患の動向を記述し分析した。1975〜1998年に全がん罹患数は男性では111,000から290,000人へと2.6倍女性では96,000から208,000人へと2.2倍に増大した。部位別には男女の大腸(結腸直腸) 肺肝臓膵臓胆?胆管男性の前立腺女性の乳房などで増加比が大きく一方男女の胃子宮で小さかった。罹患数増加の主要因はわが国の高齢者人口の増大にあるが男女の大腸前立腺女性乳房の各がん年齢調整罹患率はこの間の増加傾向が顕著であった。一方男女の胃子宮がんでは減少傾向にあった。がん罹患率を性別年齢階級別出生年代別に分析することによりわが国のがん罹患が世代の影響を強く受け大きく変化してきたことを明らかにした。「5大陸におけるがん罹患(第8巻)」に基づき米国白人日系人でのがん累積罹患リスク(0〜79歳)を算出し日本の6登録での値と比較することによりわが国のがん罹患の特徴に言及した。
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/content/article/0385-0684/31060/840