No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
進行再発大腸癌に対するCPT-11/5-FU/ l -LV療法の有効性の検討
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
当院にて過去1年8か月間に進行再発大腸癌に対しCPT-11/5-FU/l-LV 療法を施行した10例について治療結果や有害性をまとめ本療法の有効性と安全性の検討を行った。10例の背景は平均年齢64.3歳男性7例女性3例で原発部位は結腸2例直腸8例であった。再発転移部位は肝肺転移5例リンパ節転移1例骨髄転移1例骨盤内再発3例であった。化学療法はCPT-1150mg/m2/週+5-FU 400mg/m2/週+l-LV 20mg/m2/週を3週1休のレジメンにて施行した。初回治療として行われた症例(first-line群)が5例で前治療として5-FU/l-LV 療法が施行された後に本療法を施行した症例(second-line群)が5例であった。本療法の効果はfirst-line群でCR が1例PR が4例で平均奏効期間は6.8か月平均生存期間は10.0か月であった。second-line群では奏効例はなかった。有害事象としては4例にgrade1〜2の白血球減少を認めるのみで全例外来通院で治療可能であった。本療法は進行再発大腸癌に対し初回治療として有効な化学療法と考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/31060/893