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JPY
Abstract
新たな分子標的薬剤の一つとして蛋白分解装置proteasomeの阻害剤が登場した。転写因子NF-κB の活性化の阻害が主な作用機序でありその他に細胞周期の変化細胞死の誘導がある。まだこれ以外にも作用のある可能性はあるが多発性骨髄腫の治療薬としてまず注目度が極めて高い。second-lineとしての位置付けでデビューしたが現在この薬剤をfirst-lineからどの位置でも使用が可能となっていくであろう。非ホジキンリンパ腫や肺非小細胞癌のように有効性が示されさらなる臨床試験が計画されているが今のところ大腸癌慢性リンパ性白血病では有効性の優位性が示されていない。耐性機序についても研究が進行している。日本でもいよいよ5月中旬から開始されるが個人輸入も可能となってきており新たな問題を提起している。過剰投与の有害事象例もあり専門医による治療が必要である。
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/content/article/0385-0684/31070/999