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JPY
Abstract
診断群分類の基本的な考え方は患者を病名(diagnosis)と提供されたサービスの種類(procedure)の組み合わせによって分類することである。Yale大学の研究グループにより開発された最初のDRG はアメリカmedicareの病院費用における1件当たり支払い方式として採用されその後分類の精緻化などが行われながら諸外国においても種々の形式で採用されている。わが国の診断群分類DPC は諸外国における動向を踏まえて開発されたものであり2001年から特定機能病院などへの支払いに採用されている。DPC によって包括される範囲はいわゆる病院費用であり入院基本料検査(内視鏡などの技術料を除く) 画像診断(選択的動脈造影カテーテル手技を除く) 投薬注射1,000点未満の処置料手術麻酔の部で算定する薬剤特定保険医療材料以外の薬剤材料料などとなっている。DPC 導入の目的はあくまで医療に関する情報の標準化と透明化でありこれにより情報に基づいた合議ができる体制を確立することである。その妥当性を高めるためにも重症度のより妥当な評価看護サービスやICU の評価抗がん剤などの高額薬剤の評価など分類の精緻化を行っていくことが求められている。
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/content/article/0385-0684/31080/1152