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5-Fluorouracil/l -Leucovorin動注療法により長期間進行が制御されている直腸癌原発肝転移の1症例
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JPY
Abstract
同時性の肝転移(S1とS8)を合併した直腸癌症例に対して原発巣摘出術後三度経動脈的塞栓療法が行われたが結局PD となり術17か月後5-fluorouracil/l-leucovorin(5-FU/l-LV)併用動注療法に変更した。1回投与量は5-FU 500〜750mg/body(297.6〜446mg/m2)/2〜3hrs(持続動注) l-LV 50〜75mg/body(29.8〜44.6mg/m2)×2bolus(動注)とし原則として毎週通院にて投与した。本治療法開始4か月後S1の転移巣はPR にS8の転移巣はNC にさらに8か月後には各々PR とCR になった。相呼応して上昇していたCEA 値とCA19-9値も急激に低下し以後高値ながら明らかな上昇傾向を示すこともなく36か月(術53か月)経た現在まで安定し健在である。5-FU/l-LV 併用動注で長期継続投与すれば副作用もほとんどなく転移巣は長期間CR やPR のまま進行が制御される症例のあることが示唆された。
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/content/article/0385-0684/31080/1257