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JPY
Abstract
乳癌に対するセンチネルリンパ節生検(SNB)は欧米においては日常臨床のなかに定着しているがわが国ではまだそれほど普及していない。最近になってVeronesiなどによりrandomized controlled study (RCT)の結果が報告されたことから乳癌に対するSNB はエビデンスのある診断法として認められつつある。このため今後わが国においても普及するよう期待される。術前に非浸潤性乳管癌と診断された例に対してSNB を行うべきか否か意見が分かれるところであるが患者希望と医師の判断により適応を決めるというのが現状である。術前化学療法施行例に対するSNB は安全性の面から疑問視されている。このため術前化学療法を始める前にSNB を行う方法が注目されている。胸骨傍リンパ節に治療的意義はないがSNB の登場により診断的意義や病期分類が見直されつつある。術前の超音波下の穿刺吸引細胞診やMR 下の針生検で腋窩転移ありと診断された場合にはSNB を行わずに最初から郭清をすればコスト削減が可能である。
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/content/article/0385-0684/31080/1271