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JPY
Abstract
食道癌では陽性率が高くないがSCC TPA IAP が有用である。胃癌ではCEA CA 19-9が特に何らかの転移を伴う高分化型の症例で比較的高い。AFP は肝転移CA 125は腹膜播種に特異的である。CA 72-4とNCC-ST-439は高度進行のマーカーとして有用である。大腸癌においてはCEA CA 19-9が特に術前進行度予測に有用である。腫瘍マーカーの半減期とダブリングタイムは手術や化学療法の効果判定として有用な場合がある。腫瘍マーカーの術後再発症例のモニタリングの意義として胃癌術後における再発症例120例におけるCEA CA 19-9のモニタリングのprospective studyを紹介する。再発時のCEA CA 19-9の陽性率はそれぞれ65.8 85.0%と術前に比べいずれも有意に高い値を示した。術前にこれらのマーカーが陽性を示した症例のほとんどは再発時にもそのマーカーの上昇を認めた。画像診断による再発の指摘とマーカーの上昇時期を比較したところCEA では5〜12か月前平均3.6か月前に上昇が認められた。CA 19-9では10〜13か月前平均2.2か月前であった。これらの成績からマーカーを定期的にフォローアップすることは胃癌の再発の予測に意義が高いものと考えられた。
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