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JPY
Abstract
軟部肉腫はまれな腫瘍で病理組織学的および臨床的には多彩な像を示す。診断に当たっては従来の形態学的評価に加え最近発達してきた免疫組織化学分子生物学の応用が重要である。さらに治療の質を向上させるためには正確な組織診断だけでなく信頼度の高い悪性度分類や病期分類が必要である。また最近腫瘍細胞に特異的に発現している抗原を特異的抗体で同定しそれを治療に応用しようとするいわゆる分子標的治療の試みが行われてきてすでに一部の腫瘍で有効性が確認された薬剤が市販されている。軟部肉腫におけるこれらの治療法の臨床応用はまだ行われていないがわれわれが検索したEGFR の過剰発現結果から軟部肉腫に対する分子標的療法は今後期待できる治療法の一つと考えられる。
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