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Vinorelbine,Carboplatin併用療法により腫瘍縮小を認め長期外来継続投与が可能であった進行非小細胞肺癌の1例
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JPY
Abstract
vinorelbine(VNR)とcarboplatin(CBDCA)を用いた外来化学療法が奏効した肺腺癌例を経験した。症例は68歳男性。湿性咳嗽と頭痛全身倦怠感のため近医受診するも症状に変化なく2000年6月加療目的にて当科入院となった。右上葉に塊状陰影脳に多発性転移を認めT3N2M1 clinical stage㈿と診断された。同年7月より全脳照射全身化学療法を開始した。全身化学療法は入院にてvindesine(VDS) cisplatin(CDDP)の併用療法を1クール施行し外来にてpaclitaxel(TXL) CBDCA の併用療法に移行したもののTXL の副作用によりVNR CBDCA の併用療法に変更し外来にて施行した。脳転移は全脳照射にてほぼ消失原発巣は3クール終了後の胸部CT にて腫瘍の縮小を認めその後6クール継続して施行したところ原発巣脳転移巣ともに増大を認めることはなかった。VNR とCBDCA の併用療法は高いQOL を維持することができ外来での長期投与可能であることから有用と考えられた。
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/content/article/0385-0684/31090/1395