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低用量Nedaplatin/5-FU併用放射線療法によりpCRを得た食道癌の1切除例
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JPY
Abstract
低用量nedaplatin(CDGP)/5-FU 併用放射線療法によりpCR が得られた食道癌症例を経験したので報告する。症例は76歳男性。健診時の食道造影で中部食道に隆起性病変を認め当科に紹介入院となった。内視鏡検査では上部食道にも病変を認めさらに頸部リンパ節への転移を認めたため低用量CDGP/5-FU を併用した術前放射線化学療法を行った。本療法に伴う副作用としてはgrade 2の口内炎と顆粒球減少がみられた。治療終了後の内視鏡検査では主病巣は著明に縮小し生検では悪性所見は得られなかった。また頸部リンパ節は指摘されなくなった。画像診断上PR と判断し右開胸開腹下に食道癌根治切除術を行った。手術所見はCh R-T3N0M0 Stage㈼ R0D2 Cur A であった。摘出標本では食道にはviableな癌細胞はなくリンパ節転移もなかった。低用量CDGP/5-FU 併用放射線療法は食道癌に対して有用な治療法である。
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/content/article/0385-0684/31090/1399