No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
5-FU+Interferon-α併用療法における5-FU代謝関連酵素活性の検討—ヌードマウス可移植性ヒト肝細胞癌株における検討—
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
肝細胞癌治療における5-FU とinterferon(IFN)-α併用による抗腫瘍効果のメカニズムを5-FU のbiochemicalmodulationの立場からヒト肝細胞癌細胞を用いたin vivo モデルで検討した。ヒト肝癌細胞株HuH 7およびPLC/PLF/5を皮下に移植したヌードマウスを用いて無処置群5-FU 単独群IFN-α単独群5-FU およびIFN-α併用群における抗腫瘍効果および5-FU 代謝関連酵素活性を検討した。薬剤投与は5-FU 0.5mg/匹の腹腔内投与およびIFN-α10万IU/匹皮下注射を3回/週のスケジュールで6週間行った。いずれの処置群でも抗腫瘍効果は認められ併用群での効果が最も大きかった。抗腫瘍効果実験と同様の投与スケジュールで1週間投与した時点での各腫瘍における6種類の5-FU 代謝関連酵素活性の測定を行った。HuH 7およびPLC/PLF/5細胞間で各代謝関連酵素活性に違いが認められたが5-FU 単独IFN-α単独および両者の併用による5-FU 代謝関連酵素への有意な影響は認められなかった。肝細胞癌に対する5-FU+IFN-α併用療法におけるIFN-αの5-FU 代謝酵素に及ぼすbiochemical modulation効果の影響は今回用いた肝癌細胞株においては低いものと考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/31100/1511