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Vinorelbine+Cisplatinと放射線の同時併用療法が著効した術後縦隔再発肺癌の2例
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JPY
Abstract
症例1は62歳男性。右肺中分化型平上皮癌(pT 2pN 2M 0 stageⅢ A)に対する上葉切除後約4か月のCT で上縦隔に長径60mm のリンパ節再発を認めた。症例2は63歳女性。右肺低分化平上皮癌(pT 2pN 1M 0 stageⅡ B)に対する中下葉切除後約1年4か月のCT で右肺門に径25mm のリンパ節再発を認めた。両症例ともvinorelbine(VNR)15mg/m2を1日目と8〜16日目の2回cisplatin(CDDP)80mg/m2を1日目に1回投与するレジメンを2クールと放射線(60Gy/30fr)を同時照射した。CT 上症例1はPR 症例2はCR となり両症例とも約3年後のCT で新たな再発は認めなかった。両症例にgrade 3の白血球減少症例2に原因不明の一過性半身不全麻痺が出現した以外重篤な有害事象はみられなかった。非小細胞肺癌術後の縦隔リンパ再発に対してVNR CDDP と放射線の同時併用療法は有効な治療法として期待される。
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/content/article/0385-0684/31100/1543