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担癌マウスにおけるTS -1 およびOK -432 併用樹状細胞腫瘍内投与療法の抗腫瘍効果
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JPY
Abstract
抗癌剤TS -1 および免疫賦活剤OK -432 を併用した樹状細胞(DC )腫瘍内投与療法の抗腫瘍効果につき検討した。DCは同系マウスの骨髄細胞をGM -CSF およびIL -4 存在下に7 日間培養することにより誘導した。Meth -A 移植BALB /c マウスおよびSCCV II 移植C 3H /HeN マウスにおいて, TS -1+DC +OK -432 投与により著明な腫瘍増殖抑制ならびに延命効果を認めた。CTL の誘導も認められ, この主たるエフェクター細胞はMHC class I 拘束性CD 8 T 細胞であった。われわれは, OK -432 がToll -like receptor (TLR )4 を介して免疫活性を発現することを報告してきたが, 同療法においても変異型TLR 4 を有するC 3H /HeJ マウスでは抗腫瘍効果は認められなかった。固形癌に対するTS -1 およびOK -432 併用DC 腫瘍内投与療法の有用性とTLR 4 シグナルの重要性が明らかとなった。
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/content/article/0385-0684/31110/1627