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免疫細胞BAK 療法の延命効果Evidence Based Integrative Medicine
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JPY
Abstract
われわれはMHC 非拘束キラー細胞であるγδT 細胞ならびにNK 細胞を含むCD 56 陽性細胞を利用した免疫細胞BAK(生物製剤活性化キラー)療法を開発した。CD 56 陽性細胞は神経・免疫・内分泌機能をもった多機能・統合細胞である。StageIV ならびにstage IIIb の高度進行固形癌患者で血清IAP (免疫抑制酸性蛋白)が580 μg/ml 以上の免疫抑制患者30 名と580未満の免疫反応性患者63 名に群別し, その延命効果を比較した。BAK 療法の免疫抑制患者に対する延命は5 か月なのに対し,免疫反応性患者のそれは27.1 か月で明らかに有意であった。BAK 療法は副作用がまったくなく, QOL を良好に維持し延命効果がある優れた固形癌に対する治療法である。従来の免疫療法であるCTL 療法ではαβT ・CD 8 陽性キラー細胞という分化細胞を利用しているが副作用があるので, 今後はCD 56 陽性細胞のような多機能・未分化・統合細胞を利用すべきと考えている。
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/content/article/0385-0684/31110/1643