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Paclitaxel のWeekly 投与により胃局所切除後の大動脈周囲リンパ節再発が完全消失(CR )したTS -1 治療抵抗性胃癌の1 例
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JPY
Abstract
TS -1 治療抵抗性の二次治療として, paclitaxel のweekly 投与が有効であった再発胃癌の1 例を経験したので報告する。症例は58 歳, 男性。TS -1 投与中に大動脈周囲のリンパ節(♯ 16)に再発を認めたため, TS -1 の治療を中止した。4 週間の休薬期間をおいて, paclitaxel の投与を70 mg /m , 週1 回の3 週連続投与, 1 週休薬を1 コースとして開始した。2 コース終了時には腫瘍縮小が認められ(PR in ), 5 コース終了後には腫瘍は画像上完全消失(CR in )した。CR は7 コース終了後の現在(2003 年12 月)まで継続している。有害事象としてはgrade 2 の白血球および好中球減少とgrade 1 の脱毛が認められたが,重篤なものはなく, 全経過外来での治療が可能であった。TS -1 治療抵抗性の二次治療としてのpaclitaxel のweekly 投与は,これまでわれわれは11 例を経験し, 奏効率36.4%, 奏効例(4 例)の奏効期間の中央値は130 日であった。入院を要する重篤な有害事象は発現せず全症例が外来治療が可能であったことから, 本治療法は有望な治療法の一つになる可能性があると考えられた。
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/content/article/0385-0684/31110/1693