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GDA -コイル固定法における側孔付きカテーテルを用いた大腸癌肝転移症例に対する動注療法の検討
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JPY
Abstract
当院における2000 年12 月から2003 年12 月までの3 年間に大腸癌肝転移症例に対する肝動脈注療法を行った40 症例につき検討した。当院では側孔付きのカテーテルを用いたGDA -コイル固定法による肝動注用リザーバーを埋め込み, 外来にて通院動注治療を行っている。肝動注はweekly high -dose 5-FU (WHF )療法で5-FU 1,000 mg /m /5h を毎週可能なかぎり反復動注施行した。留置法は大腿動脈または左鎖骨下動脈アプローチにより透視下で血流改変術を行い固有肝動脈起始部, または総肝動脈を側孔留置部位とした。本法は手技的負担を軽減するとともに, 効率よく標的血管に薬剤を投与するのに有効と考えられた。カテーテルによるトラブルは18%に認められた。本動注療法の1 年生存率は71.9%, 50%生存期間は23 か月, 奏効率は71%であり良好な治療成績であった。しかし, リザーバー留置術における手技的工夫がなされた現状においても経過中のトラブルや合併症は少なくなく, 適切なシステム管理と薬剤分布評価が必要であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/31110/1727