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大腸癌治療における5-FU 肝動注療法+UFT 内服治療の抗腫瘍効果の検討
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JPY
Abstract
はじめに: 動注治療時の末梢血中の5-FU 濃度を高め肝外病変に対する治療効果を得る目的で, 5-FU の肝動注治療にUFT の内服を併用した。肝外病変, 肝転移巣に対する抗腫瘍効果および有害事象を検討した。対象と方法: 肝動注治療にUFT内服を併用した8 症例を対象とした。5-FU は1,000〜1,500 mg を5 時間で肝動注, UFT は200〜400 mg を内服した。8 例の肝に対する抗腫瘍効果と副作用を検討した。8 例中5 例は動注開始時に肝外病変を認めており, 肝外病変に対する抗腫瘍効果を検討した。結果: 肝外病変を認めた5 症例中, 4 症例で評価可能であった。肝外病変に対する抗腫瘍効果はCR 1 例, PR 1 例,SD 2 例で奏効率は50%であった。肝転移巣に対する抗腫瘍効果はCR 1 例, PR 4 例, SD 2 例, PD 1 例で奏効率は62.5%であった。有害事象はgrade 2 の白血球減少を1 例で認めた。考察:本治療法は安全で, 肝転移巣および肝外病変にも有効である可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/31110/1743