No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
目的: 肝転移を伴う進行膵癌に対し, gemcitabine (GEM )の動注と全身投与ならびに局所癌免疫化学療法の併用を行った。対象・方法: 対象は, 71 歳, 男性で2003 年8 月中旬食欲低下, 腹部膨満を主訴に近医を受診した。腹部精査で膵癌(T 4N 2M +stage IVb )と診断した。CEA 265.4 ng /ml , CA 19-9 90,841.7 U /ml であった。GEM を動注投与および経静脈投与した。またCTL を誘導した自己活性化リンパ球を動注した。GEM は動注400 mg , 全身投与600 mg を投与し, 2 週後にGEM を投与し, その翌日に活性化リンパ球約2.0×10 個を計4 回動注投与した。結果: CEA は155.5 ng /ml に低下し, CA 19-9 は一度12 万以上に上昇したが79,758.4 U /ml にまで低下した。腹部CT では主腫瘍, 肝転移巣は縮小傾向にあった。しかし腹膜進展は制御できず, 2004 年1 月14 日膵癌診断後約5 か月で死亡した。結語: 肝転移を伴う膵癌の動注による局所癌免疫化学療法を行い, 主腫瘍ならびに肝転移巣進展の制御がみられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/31110/1752