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大腸癌肝転移に対する肝動注リザーバーと新免疫療法(NITC )併用における意義
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JPY
Abstract
多発性肝転移における肝動注リザーバーからの抗癌剤注入は比較的有効とされているが, 作用機序については明確でない。われわれは, 肝動注リザーバーの作用機序に免疫応答が起こっているのではないかと考え大腸癌肝転移患者で検討したところ, 生存期間24 週以上の群と24 週未満の群で比較すると24 週以上の群でTh 1 サイトカインが有意に高く(p<0.001〜0.05),VEGF が有意に低かった(p<0.01)。また, 生存率では動注療法併用群で高い傾向にあったことから, 何らかの免疫反応が誘導され腫瘍の縮小や延命効果に深くかかわっていることが示唆されたが, 今後さらに動注単独における免疫活性との比較検討が必要と思われた。
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