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Electrofusion による樹状細胞とヒト胃癌細胞の融合細胞の作製とCTL 誘導の試み
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JPY
Abstract
腫瘍免疫療法においてヒト樹状細胞とヒト腫瘍細胞の融合細胞を用い, 抗腫瘍免疫を誘導するための様々な試みがなされている。そのなかで, 動物モデルにおいて著明な腫瘍縮小効果を示した報告がある。そこで今回われわれは, electrofusionにより, ヒト成熟樹状細胞とヒト胃癌細胞の融合細胞を作製し, CTL 誘導を試みた。融合効率はFACS 解析により評価し,47.8%の高い効率を得た。CTL 誘導はIL -2, IL -7, IL -12 存在下4 週間刺激細胞と効果細胞の共培養で行った。融合細胞を刺激細胞として得られた効果細胞の細胞傷害活性試験では, 腫瘍特異免疫を示す傾向はあったが, 統計学的に有意差を得られなかった。融合細胞の臨床応用を見据え, CTL 誘導の条件のさらなる検討が必要である。
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/content/article/0385-0684/31110/1797