No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
肝動脈塞栓化学療法(TACE )および皮下埋め込み型リザーバーを用いた肝動注化学療法を行った乳癌肝転移例14 例のうち, 3 年以上の生存を認めたものを長期生存例(A 群), 3 年未満で死亡したものを短期死亡例(B 群)としてそれぞれの背景因子, 動注の効果を比較した。肝転移出現までの期間および無病期間は有意にA 群のほうが長い傾向がみられた。A 群4 例のすべてが現在も生存中であり, 最長生存期間は6 年4 か月である。一方, B 群では呼吸不全の1 例を除き死因はすべて肝不全であった。肝転移巣に対する奏効率は38.5%であったが, 奏効例では5 例中4 例に長期生存が得られており, 肝動注療法により生命予後を規定する肝転移巣を効率的に制御できれば良好な予後が得られる可能性が考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/31110/1828