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胃癌腹膜播種性転移診断のための術中化学療法の指標となる新しい遺伝子マーカー
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JPY
Abstract
進行胃癌の再発形式の多くは腹膜播種性転移である。腹腔内遊離癌細胞の検出方法である細胞診やCEA を指標としたRT -PCR 法は, 特異性や感受性に問題がある。これまでわれわれはDNA microarray を用いて胃癌腹膜播種性転移関連の遺伝子群を同定した。このうちL -3-phosphoserine phosphatase (L 3-PP )を用いて微小腹膜播種性転移の検出を試みた。real -time RT -PCR 法を用いて胃癌腹腔洗浄サンプル93 例のL 3-PP mRNA を定量化したところいずれも深達度と相関を認めた。腹膜播種を認めた18 例中L 3-PP 陽性は11 例(感受性61%), CEA 陽性は13 例(感受性72%)であった。CEA では検知できない症例で3 例L 3-PP 陽性であった。以上よりL 3-PP とCEA 二つの遺伝子の発現定量値を組み合わせることにより, 腹膜再発予測の精度が高まると考えられた。
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/content/article/0385-0684/31110/1912