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肝細胞癌術後再発による下大静脈・総胆管閉塞に対して下大静脈ステント・胆道ステントが奏効した症例
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JPY
Abstract
肝細胞癌術後リンパ節再発による下大静脈閉塞および総胆管閉塞に対して下大静脈ステントと胆道ステントを留置して良好なQOL が得られた症例を経験した。症例は38 歳, 男性。Stage IVA の肝細胞癌に対して2002 年4 月肝拡大右葉切除術を行った。同年8 月に残肝全体に多発性の再発を認めたため, CDDP /DSM のTAE を繰り返し行って一時CR となったが, 2003年6 月に肝門部と下大静脈の間にリンパ節再発を来した。化学療法を施行したが奏効せず, 同年10 月末に下半身浮腫と黄疸のため再入院となった。11 月5 日にPTCD を施行し, その後胆道ステントを留置した。11 月13 日には右大腿静脈経路でspiralzigzag stent を留置した。術後血流動態は劇的に改善し, 黄疸も解消されて退院が可能となった。約2 か月後に死亡したが, QOLは良好に保たれ, 亡くなる3 日前まで在宅が可能であった。
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/content/article/0385-0684/31110/1943