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JPY
Abstract
進行胃癌に対する標準的化学療法は世界的にも確立されておらずまた単剤か併用療法のいずれがよいかのコンセンサスも得られていないのが現状である。進行胃癌を対象としたTS-1とcisplatin(CDDP)の併用療法の第Ⅰ相試験を行いMTD RD DLTs RR 決定した。TS-1は40mg のm2bidを21日間投与2週休薬とした。CDDP は60 70または80mg/m2を8日目に点滴静注した。CDDP のMTD は70mg/m2であった。DLT は主に好中球減少症であった。したがってCDDP のRD は60mg/m2とした。第Ⅱ相試験では19人の患者で評価されRR は74%であった(14/19 95%の信頼区間:54.9〜90.6%) MST はよ83日であった。grade3以上の血液学的で非血液学的な毒性の発生率はそれぞれ15.8 26.3%であり安全で有効性の高い治療法と考えられた。現在JCOG 9912において5-FU vs TS-1 vs CPT-11+CDDP の第Ⅲ相試験が行われTS-1の単剤での評価が行われている。またTS-1vs TS-1+CDDP の第Ⅲ相試験も行われておりこれら二つの第Ⅲ相試験に部って進行胃癌に対する有効な治療法が導きだされるであろう。
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