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JPY
Abstract
進行再発胃癌患者に対して化学療法を行うことの有効性は証明されているが標準的化学療法はまだ確立されていない。最近登場したTS-1 CPT-11 taxane系(paclitaxel docetaxel)により胃癌化学療法は格段の進歩を遂げつつある。現在TS-1を含む様々なphase㈽試験が進行中であり近い将来胃癌に対する標準的化学療法がわが国から世界へ発信されるものと期待される。本稿ではtopoisomerase-I 阻害剤であるCPT-11(irinotecan hydrochloride)を含む多剤併用療法の現状について述べた。まずCPT-11+CDDP 併用療法は副作用が強いため入院治療が必要であったがbi-weekly投与やCPT-11の24時間投与(OGSG 0001)により毒性が大幅に軽減された。次にCPT-11+TS-1(OGSG 0002)はphase ㈵/㈼試験として行われた。CPT-11はday1とday15に90分以上かけて投与しTS-1は3週投与した。推奨投与量は80mg/m??と判定され奏効率は52.6%であった。有害事象は極めて少なかった。一方でCPT-11+docetaxel併用療法(OGSG 0101)はCPT-11 50mg/m??(day1 8 15) docetaxel 50mg/m??(day1)を投与したがgrade3以上の好中球減少が84.2%に認められCPT-11のdose intensityが低いため奏効しなかった。CPT-11併用化学療法のなかではCPT-11+TS-1が最良と考えられるがcombinationとsequentialのどちらがよりsurvival benefit があるのかはまだわかっていない。
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/content/article/0385-0684/31120/1973