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Fourth-Line TherapyとしてBi-weekly CPT-11/CDDP併用化学療法が有効であった胃癌肝転移再発の1例
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JPY
Abstract
症例は72歳女性。1999年11月に残胃胃癌の診断にて胃全摘術を施行後(fStageⅠA Cur A) 2001年10月に腹部CT にて肝転移再発が認められた。以後外来にて5′-DFUR/TX3およびTS-1 TXL による化学療法を継続施行していたが再燃増悪が認められ2002年8月に胃癌肝転移再発および閉塞性黄疸の診断にて当院入院となった。内外瘻化チューブ留置による減黄後同時隔週投与のレジメンにてCPT-11(60mg/m2)およびCDDP(30mg/m2)を点滴静注し28日間で1クールとする併用化学療法を施行した。1クール終了後奏効度PR の腫瘍縮小効果(腫瘍縮小率69%)が認められ抗腫瘍効果は以後の加療においても継続して認められた。本人希望により治療は計4クールにて終了したがその後少なくとも3か月間肝転移巣の再燃増悪徴候は認められず奏効期間は8.5か月間であった。本療法施行中grade3以上の有害事象は血色素減少のみであり他はすべてgrade2以下であった。本療法は進行再発胃癌患者においてQOL を損なうことなく臨床的に有用性の高い併用療法であると思われた。
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/content/article/0385-0684/31120/2035