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TS-1/CDDP併用化学療法が奏効した多発性肝転移を伴う進行胃癌の1例
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JPY
Abstract
症例は70歳男性。多発性肝転移とリンパ節転移を伴う進行胃癌に対してTS-1/CDDP 併用化学療法を施行した。投与方法はTS-1100mg/body/dayを21日間投与14日間休薬としCDDP は8日目に80mg/body/dayを点滴静注で1コースとした。2コース終了時の上部内視鏡検査で周囲の壁肥厚を認めるようになったが体中部小弯後壁の隆起性病変は平低化した。また腹部CT で肝転移巣はPR(縮小率78.3%) 膵頭部上縁のリンパ節はCR と判定された。その後さらに2コース施行し計4コース終了時にもそれぞれPR CR を維持している。この化学療法中に治療を要するような有害事象は認められなかった。TS-1/CDDP 併用化学療法は多発性肝転移やリンパ節転移を伴う進行胃癌に対し有用な治療法に成り得ると考えられた。
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/content/article/0385-0684/31120/2039