No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
CD-DST法を用いた肝細胞癌に対する抗癌剤感受性試験
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
CD-DST 法が肝細胞癌(HCC)の抗癌剤感受性試験として有用であるかを検討した。HCC 患者25例と乳癌患者38例を対象としHCC では5-FU epirubicin(EPI) cisplatin 乳癌では5-FU EPI paclitaxelの3種類の抗癌剤を用いて測定を行った。T/C が50%以下を感受性ありとし薬剤非接触検体の細胞増殖率をgrowth rateとした。3薬剤すべてで抗癌剤の感受性測定が可能であったのはHCC では16例(64%)で乳癌では30例(79%)であった。HCC で感受性ありと判定されたのはEPI に対しての1例のみであった。乳癌では27例(71.1%)で1薬剤以上に感受性ありと判定された。乳癌のgrowth rateが3.61±0.59であったのに対してHCC は1.04±0.11でありほとんど細胞増殖がみられなかった。これが感受性の判定に影響があったと推察された。HCC では細胞増殖が不良であり有効な測定結果を得るためには培養法の改良が必要と考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/31130/2145