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5′-DFUR・MPA療法が奏効した脊椎・脊髄転移を伴う進行乳癌
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JPY
Abstract
化学内分泌療法が奏効した椎骨および脊髄髄内転移を伴った乳癌症例を経験した。症例は49歳女性。急速に出現した右下肢麻痺尿閉を主訴に来院した。左乳房に潰瘍を伴う径5cm の腫瘤があり下腹部より下位の知覚異常両下肢運動麻痺膀胱直腸障害を伴っていた。MRI で多発性の椎骨病変と脊髄髄内の異常が認められ左乳癌および多発性の椎骨脊髄髄内転移と診断された。CAF 療法3クール後神経症状は劇的に改善原発巣に対し姑息的に単純乳房切除術が行われた。組織型は硬癌でエストロゲンレセプタープロゲステロンレセプターとも陰性であったが維持療法として5′-DFURMPA 療法が行われた。その後も症状は軽快椎骨脊髄髄内病変も消失にまでは至らないもののさらに縮小した。初診より4年経過した現在も再燃徴候なく外来通院中である。
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/content/article/0385-0684/31130/2151