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Low-Dose Paclitaxel療法が有効であった胃癌皮膚・肺転移の1例
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JPY
Abstract
TS-1投与後にlow-dose paclitaxel(TXL)療法が有効であった皮膚肺転移を有する再発胃癌例を経験したので報告する。症例は73歳男性。2000年4月3日に食道浸潤胃癌に対し左開胸開腹下に胃全摘出術を行い外来通院中であったが術2年4か月後にCA19-9の上昇と両肺および腹部皮膚に転移巣を認めた。TS-1投与を開始したが下痢のため中止となった。皮膚転移巣を出血のため切除した後low-dose TXL 療法(100mg/body 週1回投与1サイクル6週投与2週休薬)を開始した。投与5か月後には肺転移巣はそれぞれ左:62% 右:100%の縮小が得られCA19-9は2か月後にはcutoff値以下となった。副作用としてはgrade 3以上はなくgrade 1のヘモグロビン減少がみられたのみであった。TS-1投与不可能例に対するlow-dose TXL 療法は副作用も少なく外来で投与可能であり再発胃癌に対する有効な治療法であると思われる。
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/content/article/0385-0684/31130/2187