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Zollinger-Ellison症候群の診断と治療の現況
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JPY
Abstract
10年前までのZollinger-Ellison症侯群患者の手術が成功しなかった理由は,ガストリノーマの正確な局在診断ができないことにあった。現在,選択的動脈内セクレチン刺激試験(SASI test)とソマトスタチン受容体シンチグラフィ(SRS)が開発されて,正確な術前局在診断に基づいた根治術が可能となっている。切除例の増加に伴って,ZES の原因として十二指腸ガストリノーマが膵ガストリノーマ以上に多いことが明らかとなってきた。特にMEN-1型に属する患者のガストリノーマはほとんどが十二指腸に発生し,その半数は多発していることも明らかにされた。そして,膵と十二指腸に発生するガストリノーマは腫瘍構成細胞が異なり,MEN 患者での発生様式の違いからもそれぞれの起原細胞が異なることが示唆される。
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