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HER 2過剰発現を呈する転移性乳癌に対するDocetaxelとTrastuzumab併用療法の検討
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JPY
Abstract
HER 2過剰発現を呈する転移性乳癌症例40例に対し,docetaxel (TXT)70mg/m2を3週間隔とtrastuzumab 4mg/kg → 2mg/kg を1週間隔の併用療法を行い,3週を1コースとして2コース以上6コースまで投与することとし,抗腫瘍効果と安全性を検討した。適格例39例中,CR 6例,PR 22例,SD 7例,PD 1例,NE 3例であり,抗腫瘍効果は71.8%であった。Grade 3以上の主な血液毒性は,白血球減少と好中球減少であり,白血球減少はGrade 3が67.5%, Grade 4が20.0%, 好中球減少はGrade 3が22.5%, Grade 4が60.0%であった。また,非血液毒性の多くはGrade 2以下であり,Grade3の体重増加が2例,食欲不振,末梢神経障害,発熱,発疹が各々1例発現したのみであった。TXT とtrastuzumabの併用療法は高い抗腫瘍効果を示し,副作用も重篤なものは認められず忍容可能であったことから,今後の転移性乳癌の治療として重要な位置を占めることが期待される。
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/content/article/0385-0684/32030/335