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肝動注療法にて切除可能となった大腸癌多発肝転移の3例
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JPY
Abstract
術前肝動注療法により切除可能となった大腸癌多発肝転移を3例経験したので報告する。症例1:55歳,女性。S 状結腸癌と6個の両葉多発肝転移の診断でS 状結腸切除術を施行した。術後肝動注療法にて,S 8とS 6の転移巣のみとなり,術後1年5か月後に肝部分切除をした。症例2:66歳,男性。盲腸癌と肝転移(S 6)の診断で右半結腸切除と肝部分切除術を施行した。術後6か月のCT にて多発肝転移を認め,肝動注療法を開始し1年8か月後にCR となった。その後に肝転移が再発し,2年3か月後と3年1か月後に肝切除術をした。症例3:52歳,女性。上行結腸癌と両葉多発肝転移の診断で右半結腸切除術と肝の粗大病変のみを部分切除した。術後の肝動注療法と全身化学療法にてS 7の転移巣のみとなり,1年4か月後に肝右葉切除を施行した。症例2は肺転移再発があり現在治療中である。他の2例は,術後4年目であるが再発なく健存している。
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/content/article/0385-0684/32030/389